家に帰らないと日記つけれないので、研究室のPCから記録をつけることにした。
とりあえず、籐椅子に関する資料にがっつりあたろうと思っていた今週。まとまった資料の無さっぷりに少し腰くだけに。これってさ、僕の研究テーマ「映画を通して」以前に、籐椅子のまとまった研究をすることが必要なんじゃないか?
家具史のいろんな資料をあたってみても、籐椅子に関する記述の分量はかなり少ない。
どうしたものか・・・
籐椅子が、椅子の中で特異な位置を占めることは確かだ。椅子は洋式のものなのに、籐椅子に関してはなぜか、日本人の感性にあう、とか、日本人が親しみやすい、という捉え方がされている。あまりにも自然に。素材的に、畳敷きの日本間にしっくりくることは、いくぶん抽象的にではあっても一応納得できる。
でも、具体的に、どのように日本に入ってきたのか、またそれを受容する過程で、どんな人たちが目をつけ、国産化にこぎつけていったのか。籐はそもそもインドネシア原産の植物で、日本で使用するとなれば、輸入しなければならない。小泉和子氏は、「籐椅子は戦前の日本で最も広く家庭に浸透した椅子だ」と述べる。材料を輸入しなければならないにも関わらず、日本人はなぜそこまで籐にこだわったのだろう?いや、この際こだわったことは事実として認めて、どのようにこだわったかを明らかにしなければならないのではないだろうか。
・・・っと、勢いで頭の整理をしてしまった。
6月といえど、夜の風は心地よい。この研究室も、まだまだクーラー無しで頑張れそうだ。ただ虫が気になる。今もディスプレイに羽虫がくっついているし・・・。3時くらいになったら一度シャワーを浴びて、仮眠。そしてまた資料を漁って、バイトに行こう。
以上。
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